きょうは寒いです。ミゾレ混じりの雨が降ってきました。
そうそうにログに閉じこもっています。
昨日野天風呂に入っておいて正解です。東の空45度にほぼ満月がでていましたよ。

チェンソーの刃は、ソーチェンって言うんですね。前後をひっくり返したようなオモシロイ名前です。
今日の話題は、あまり書きたくはない(ドツボにはまってしまいそうですから)のですが、先日、オモシロイ話を聞いたので、ネタにしてみました。

この刃は、オモシロイ形をしていますね。(右側がわかりやすい)
IMG_5872.jpg

こちらは、新品の刃の形状です。
IMG_5881.jpg

といっても、図解などで説明しないと、わかりにくいですよね。(やっぱりドツボにはまりそう)
で、簡単に説明を。
ソーチェンの刃は2つの刃で構成されています。この名称がややこしいのですよ。業界では次のような呼称になっているようです。
上刃 :水平の刃です。(逆Lのヨコになっている部分)平面を削るカンナの役目をします。
横刃 :タテの刃です。(逆Lのタテになっている部分)繊維を切るナイフの役目をします。


<余談>
当初のソーチェンは横刃だけだったそうです。つまり帯ノコギリみたいなもの。
それを改良したのが日本人なんだそうです。カンナの上刃を付けたんですね。これで飛躍的に普及したのだそうです。


話を元に戻します。
上の写真は、横刃が急角度で湾曲していますね。一般的にはフック状態といいます。
横刃の「目立て角」といいますが、これは60度くらいでしょうか?仕様では85度が標準です。

これだと引っ掛かりが強く、切れる感じがします。これが水平ブラッシングには都合がいいのだそうです。いろんなノウハウがあるものです。
プロはそれぞれ、独自のコダワリを持っていますよね。(初心者はまず基本ですから、真似しないようにね!)

これは、角度を変えたアップです。
IMG_5880.jpg
タストラップ(連結金具)も削られていますね。意識的かもしれませんが。
ヤスリのサイズが違うのか?下に押しつけすぎなのか?これ以上削ってしまうと切れやすくなってしまいますね。

これは新品の刃。
IMG_5883.jpg

これも新品の刃です。
IMG_5884.jpg
上刃の「目立て角」ですが、これが30度です。(ソーチェンによって違います)
右のほうに線がみえますよね。これと平行になっていれば正解です。(無いものもあります)


えええい!もう、ついでだから書いてしまうと、先の「目立て角」のほかに、もう一つの角度があります。
切削角 :ノミやカンナ刃と同じように刃先の角度です。一般的には60度が一番切れるのだそうです。

この3つの角度を、いっぺんに研ぐのが丸ヤスリなのです。うまくできているのですねえ。
だから、ちゃんとしたガイドなどを使ったほうがいいのですね。ボクも使っていますよ。
でも、林業屋さんはほとんど使いませんね。日に何度も研ぐし、体が覚えているのでしょうね。

ソーチェンの目立てについては、いろいろなホームページやブログで紹介されていますので、このくらいにしましょう。


最後に最近の話題を少々。(アレレレ・・・)
チェンソーアートの世界では、丸ヤスリではなく、変形6角ヤスリで研ぐというのが流行っているようです。
このヤスリは輸入品です。3種類ほどあるようです。

これらの情報で、ボクも疑問に思っていたことが、一つ解決されましたね。
先の「切削角」ですが、丸ヤスリでは、わずかですが丸くなりますよね。これが平らに研げるのです。
他が完璧に研げれば、理論的には切れるばずですね。カンナ刃と同じになりますから。



●ソーチェンの研ぎ方(もうヤケクソ!)
まずは、ソーチェンを調べて、それに合った径のヤスリを用意すること。(刃が半分程度に減ったら、ワンサイズ細いヤスリを使う)
ガイドを使って、基本どおり研ぐこと。
刃研ぎ3~4回に一度はデプス(刃と刃の間にある凸部)を0.6ミリ(デプスゲージを使用)に削ること。

おっと、その前に、もっと重要なことがありました。
切れるのか?切れないのか?が、わかることですね。案外これが難しいのです。
スクールに持ってこられるチェンソーは、ほとんど切れないです。(笑)
カンナの削り屑(数ミリ程度)が出なく、粉ばかり出てきます。
新しいソーチェンに取り替えて切れ味を比べる。プロに見てもらう。これが最初の課題ですかね。

2~3時間使ったら、定期的に研ぐというのも、いい方法ですね。

あ~あ、やっ刃りドツボにはまってしまった。ヤ刃イ、ヤ刃イ!

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<追記>
丸ヤスリで目立てした後、上刃を平ヤスリで1回研ぐという方法を、最近のハスクバーナのデモでやってました。
専用の平ヤスリでないと、角が変形してしまうので、ご注意を!

道具について考えた | トラックバック(0) |


スバナ
そうそう、切れる感覚に鈍い奴もいますね、元、家に居た弟子も、刃を研ぐ事に関してはズボラでした、注意をし続けたら他所に行きたいというので、即OKしましたが!
知り合いに、丸ヤスリで砥いで上刃を平ヤスリでもう一度研ぐ人も居ました。


信憑性が判りません・・・って
池田
だからぁ・・・(笑)

あの先生、今は倒産してなくなりましたけど、戦後になってマッカラーに就職されたんですよ。

二人がかりの大鋸と勝負して負けたんですよ。チェーンソーのほうがね。
それが悔しくて悔しくて、どーやったらより切れるようになるか?を研究したんですよ。
その結果が現在のソーチェンの形状になってるんです。

ここからははっきりとご本人の口から聞いた訳ではありませんが、たぶんプロジェクトチームの中で研究に没頭されたんだと思いますけどね。

残念ながらお亡くなりになりましたけどね。
去年、ご自宅を訪ねて、仏壇に手を合わせてきました。




スバナ
知りませんでした、上刃に引いてある30度の線

あたしゃてっきり、タイヤのスリップサインとおんなじと

考えておりました、・・・はずかしゃ!1

スバナさん
あかじい
>丸ヤスリで砥いで上刃を平ヤスリでもう一度研ぐ人も居ました。

ボクも考えたことがありました。
最近のハスクのデモでは、コレをやってましたね。

30度の線は、最近までボクもそう思ってましたよ。(笑)
三角になるまで使えますからね。兼用でもいいんじゃない?

i池田さん
あかじい
いやいや、失礼、失礼。
どこで聞いたのか、誰に聞いたのか、自信がなかったので、そう書きましたのですよ。濁り酒で酔っ払ってましたからね。
削除しときま~す。


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コメント
この記事へのコメント
そうそう、切れる感覚に鈍い奴もいますね、元、家に居た弟子も、刃を研ぐ事に関してはズボラでした、注意をし続けたら他所に行きたいというので、即OKしましたが!
知り合いに、丸ヤスリで砥いで上刃を平ヤスリでもう一度研ぐ人も居ました。
2009/12/03(Thu) 20:02 | URL  | スバナ #-[ 編集]
信憑性が判りません・・・って
だからぁ・・・(笑)

あの先生、今は倒産してなくなりましたけど、戦後になってマッカラーに就職されたんですよ。

二人がかりの大鋸と勝負して負けたんですよ。チェーンソーのほうがね。
それが悔しくて悔しくて、どーやったらより切れるようになるか?を研究したんですよ。
その結果が現在のソーチェンの形状になってるんです。

ここからははっきりとご本人の口から聞いた訳ではありませんが、たぶんプロジェクトチームの中で研究に没頭されたんだと思いますけどね。

残念ながらお亡くなりになりましたけどね。
去年、ご自宅を訪ねて、仏壇に手を合わせてきました。

2009/12/03(Thu) 21:40 | URL  | 池田 #xw27v.Lk[ 編集]
知りませんでした、上刃に引いてある30度の線

あたしゃてっきり、タイヤのスリップサインとおんなじと

考えておりました、・・・はずかしゃ!1
2009/12/03(Thu) 22:22 | URL  | スバナ #-[ 編集]
スバナさん
>丸ヤスリで砥いで上刃を平ヤスリでもう一度研ぐ人も居ました。

ボクも考えたことがありました。
最近のハスクのデモでは、コレをやってましたね。

30度の線は、最近までボクもそう思ってましたよ。(笑)
三角になるまで使えますからね。兼用でもいいんじゃない?
2009/12/04(Fri) 08:46 | URL  | あかじい #-[ 編集]
i池田さん
いやいや、失礼、失礼。
どこで聞いたのか、誰に聞いたのか、自信がなかったので、そう書きましたのですよ。濁り酒で酔っ払ってましたからね。
削除しときま~す。
2009/12/04(Fri) 08:53 | URL  | あかじい #-[ 編集]
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